皆さん、おはようございます!!
るるわ珈琲のマスターです。
本日のブログは、昨日の『移動喫茶コーヒー販売時代』を振り返って文章にした続きを書いていきたいと思います。
移動コーヒー販売での軌道も乗って来て、次なる店舗出店も周りの方々の協力もあり、コーヒーの設備を整えた店舗で営業をすることが出来るようになりました。
上記の画像は、画図ゴルフクラブの敷地内でオープンテラスのコーヒー店をさせて頂いてた時のものです。
ただ、この頃はまだ「移動コーヒー販売」と「コーヒー店舗」の両方を運営しなくては維持が出来ない状態でしたので、休みなく朝から晩までコーヒー販売に精一杯でした。
11:00~20:00までは、スタッフと共にコーヒー店舗を運営をし、22:00~翌3:00までは、熊本新港での移動コーヒー屋さんで営業をし、朝から晩までコーヒー漬けの毎日でした。
ただ、店舗出店をして設備が増えたりスタッフが増えると、固定出費も多くなり、移動コーヒー屋さんだけをしているときよりも運営状況は厳しくなっておりました。
自分が立てていた経営計画予測よりも、はるかに状況が厳しくなってきて、毎日必死でした(笑)
このときは、移動コーヒー屋さんは変わらずに水準を保っておりましたが、新規出店したコーヒー店舗の方が最初の勢いからの失速っぷりが予想以上に大きかったのです。
店舗出店して半年後くらいには、どうやって運営を軌道に乗せようか??・・ばかりを、毎日自問自答しておりました。
ここから、またまた毎日改善点を見つけてはひたすら実行を繰り返しておりました。
「移動販売車」と「店舗販売」での、根本的な考え方やお客様のもてなしの質など様々なことを身を持って学ばさせて頂きました。
ただ、1杯のコーヒーのクオリティだけを追い求めて自己満足だけでは、お客様は満足しない部分を考えさせられました。
この頃くらいから、スタッフと共に掲げる「お客様満足度」を高める行動やサービスなどをお店作りの根本に考えるようになりました。
毎日、毎日、進化を続けた結果、またこのお店でのお客様や常連様が何度も通って頂けるようになり、また上手く歯車が周り出しました。
そして、この頃くらいからお客様からの依頼で「ウエディングコーヒー」のお話しを頂き、披露宴会場でのコーヒーによるサプライズ演出をさせて頂いておりました。
しかも、その依頼者の半数は当店で出会い生まれたカップルによる結婚披露宴でした。
人と人が繋がり、和が輪を生み出し、そして縁が結ばれる。
私が、「るるわ」の意味にも掲げている、
『人の和が流れ留まる場所。』
「和」「流」「留」が「わるる」、それが「るるわ」になっていく感覚を身を持って感じれた瞬間でした。
るるわのコーヒーも人間味が増せば増すほど、良いクオリティの1杯が生まれることも実感させて頂きました。
すべての歯車が上手く周り出してきて、壁は乗り越えて順風満帆になりつつあったときに、またまたるるわ珈琲の存続に関わるような重大な出来事が起きて、またどん底まで落ちて悩みを抱えて苦しい日々が突然訪れることは、この時は微塵も感じることなくおりました。
またまた、長くなりましたので、この続きはまた次回に・・・