るるわ珈琲の13年間の歩み!!第3章~店舗移転と移動コーヒー屋の終焉~

11 9月

画図ゴルフクラブるるわ一座

皆さん、おはようございます!!

るるわ珈琲のマスターです。

本日のブログは、昨日までの『移動コーヒー屋と店舗出店の時代』からの、続きを振り返って文章にして綴っていきたいと思います。

画図ゴルフクラブ敷地内での『店舗コーヒー屋』と『移動販売車両でのコーヒー屋』の、2つコーヒー店の軌道がバッチリと歯車が周り出した矢先に、またまた店舗コーヒー屋さんの方に予期せぬトラブルが発生致しました。

それは、借地で営業させて頂いていた土地を主が売却をされて、1か月以内に退却しなければならなくなりました。

そのときは、あまりにも急な話し過ぎて呆然となりました。

世間で言われる「頭の中が真っ白になる」・・ことを、生まれて初めて実感しました(笑)

ここまで必死に運営を立て直して、これからが楽しみだったのに・・

もう次に移転するための資金もなく、出費は変わらずにしなくてはならない状況で、一刻も止まることが出来ない状況で急転直下の環境になりつつありました。

店舗コーヒー屋さんを諦めると同時に、支出が追いつかなくなり移動コーヒー屋さんだけでは生計が経たない状況でもあり、とにかく1カ月間「資金面」「土地探し」「建築」のすべてに全力を注いで、頭を下げて色々な大人にあって現実を知りながらも奇跡を起こすことが出来ました。

1つでも欠けることが許されない条件を、運よく全てクリアすることが出来て、周りのすべての方々に感謝する以外ありませんでした。

るるわ一座近見

そして、何とか1か月ちょっとで移転をすることが出来て、その上に念願の屋根付きの喫茶室まで建築が出来ました。

すべては、私以外の周りの方々の協力があってこその実現でした。

このときも、どん底状態のときに人間の真意や温もりを知ることが出来ました。

何度も度重なる苦い経験と多くの出会いを通じて、さまざまなことを学びました。

このときくらいから、北海道から沖縄まで、全国の達人訪問を行うようになり、今も毎年続けています。

そのたびに、自分が知っていることはほんの一部なんだ、ということに気づかされます。

そしていろんな方と関わるごとに、コーヒーの世界が面白くなっていきます。

私はコーヒーと同じだけ、人間の魅力を学びたい。

出会いと自分磨きを通じて人間味が増せば増すほど、良いコーヒーが生み出せるのだろうと思います。

そして、この現在の熊本市南区近見町に移転してから、今までにない有難いお仕事だったり、人との出会いをコーヒーを通じて広がっていきました。

ベーズカフェ コンサルティング風景 007

この苦しい状況を乗り越えたあとくらいから、カフェ・喫茶店などの開業支援やメニューレシピの考案のお仕事を頂くようになり、以前よりも私が煎り上げるコーヒー豆の需要が多くなり、少しづつコーヒー豆の製造が忙しくなってきました。

自分のお店で作りだすコーヒー豆が、様々な人やお店に必要とされて喜ばれている現状に、またやりがいが出て来て良い方向に歯車が周り出していきました。

グランメッセ催事

あと、週末や祭日に頂いていた「移動コーヒー販売」のお仕事も、催事やテントでの販売のような形が増えつつありました。

店舗移転の時期くらいから、移動コーヒー屋さんに手が回らないくらいお仕事を頂くようになり、移動コーヒー屋さんを卒業する時期がきました。

とても名残り惜しい部分はありましたが、コーヒーのカップクオリティのことや現在求められている現状を考えると、移動コーヒー屋さんの卒業が自然の流れではありました。

この移動コーヒー屋の卒業をきっかけに、またまた新しい風が吹き込んできました。

本来、クオリティを高めていきたかった「自家焙煎珈琲豆」の分野が、更に魅力的に面白く発展していくことを望んで形になってくるのでありました。

また長くなりましたので、この続きはまた次回に致しますね!!

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