こんにちわ^^
るるわ珈琲マスターです。
先日、コーヒーハンターで有名な川島さんのコーヒーセミナーを受けて勉強させて頂きました。
その時の、備忘録として記事を何回かに分けて掲載させて頂きたいと思います。
今更、私が言うまでもありませんが、ご観覧の皆様ご了承下さいませ。。
コーヒーハンター川島さんは、世界中にコーヒー農園の栽培から精製までの指導を行い、自身のミカフェートでも生豆を取り扱いされておられます。
その際に、まずコーヒー生豆の前にコーヒー栽培には様々な基本条件があることの説明がありました。
コーヒー栽培を行う際に様々な要因として、「土壌」「気温」「高度」「水利」「労働力」「アクセスしやすい位置」などの基本的な条件をクリアしていなければ、継続的に農園の管理が出来ないことがあります。
これは、良いコーヒー作りを始める第一歩のお話しであります。
そして、基本的な条件をクリアして現地の農園の主や住民の方に栽培管理を行って頂かないといけないのですが、ここで大きな問題があるようです。
それは、コーヒー農家側の問題があります。
大きく言えば、コーヒー栽培のことについてやコーヒーの木の生育に関しての知識や正しい経験が乏しい部分にあります。
この部分がある程度高い水準で知識や経験者が居なければ、正しいコーヒー栽培が継続して行われないのであります。
ここの部分を、このような有知識でより多くの経験をされている川島さんが現地で勉強会を開き、技術向上のため日夜翻弄されているようです。
確かに、正しい知識もなく種植えからされなかったら、その後に育って生育が出来ても良質な完熟したコーヒーの実は収穫出来ないので、一番最初に大事な部分であると感じました。
そして、それらの珈琲豆の栽培品種などの知識の擦り合わせが現地の方々と出来たあとは「農園開発の基本」となる部分を決めていきます。
まずは、数ある栽培種の中からどれを農園に植えて生育するかの「栽培種選定」から始まります。
それが決定したら、どのくらいの間隔で種を植えてどのくらいの間隔で今後木の高さなどを決めるのです。
そして、コーヒーの木の周りなどに影となる植物などを、どの位置に植えてどのくらい剪定して、どのような木を植えるかを打ち合わせて決めていきます。
それらを踏まえて設計図を描き農園開発を進めていきます。
コーヒー農園を作るだけでも、これだけの構想が必要なことを知ると、家作りと似ているなぁ~~・・と感じました。
設計士が居て、大工さんが居て、現場監督が居て、労働者が居ることによって、すべてのプランが遂行されるのである部分は、コーヒー農園も同じなんですね。
とても深く感心したのと同時に、もっと現地の方々に近づいた感じを味わえました。
さて、次回はコーヒー豆の品質のことや完熟した豆のことについて記述させて頂きたいと思います!!