皆さん、こんにちわ!!
るるわ珈琲のマスターです。
本日は、2015年9月30日~10月2日に東京ビックサイトで行われたSCAJ2015~日本最大のスペシャルティコーヒーイベント~の際に行われた目玉の1つスペシャルティコーヒー農園の現地の方々による現状を踏まえたコーヒーに対しての取り組みのセミナーを受講した際に、体感した感想を記述させて頂きたいと思います。
私が今回受講させて頂いたセミナーは幾つかあるのですが、その中でも感動して熱き想いが伝わってきた・・
「Honey Coffees: Costa Rica」
・・のセミナーでありました。
このセミナーは、コスタリカスペシャルティコーヒー農園の生産者の方々の取り組みと生産処理の際のハニープロセスついてをテーマで勉強させて頂きました。
まず、ハニープロセスとは?・・という観点からご説明させて頂きたいと思います。
コーヒー豆の生産処理には、大きく分けて3つあります。
1つ目は・・果肉のついたまま乾燥させるものを「ナチュラル」精製
2つ目は・・果肉を剥がして粘液質を除去するものを「ウォッシュト」精製
3つ目は・・上記2つの間くらいの生産処理が「パルプトナチュラル」精製
・・の上記3つの生産処理方法があります。
そして、今回の「ハニープロセス」精製とは3つ目の「パルプトナチュラル」精製のことであります。
コスタリカでは、この「パルプトナチュラル」生産処理方法を「ハニー(プロセス)」と呼んでおります。
そして、今回はハニープロセスの生産処理段階による違いを飲み比べして理解を深めることが出来ました。
ハニープロセスには「ブラックハニー」「レッドハニー」「イエローハニー」があります。
これらは、生産処理をする際に果肉を残したまま乾燥させる際に、どの程度で乾燥工程を終了したかで名称が変わることを指しております。
「ブラックハニー」・・90%~80%の乾燥工程を残した状態
「レッドハニー」・・70%~50%の乾燥工程を残した状態
「イエローハニー」・・40%~20%の乾燥工程を残した状態
・・上記は、乾燥工程が早い状態で終えると色合いが濃く、果肉の色合いに近い状態であります。
そして、この上の画像は確か(笑)左から「100%ナチュラル」⇒「イエローハニー」⇒「レッドハニー」⇒「ブラックハニー」でした。
テイスティングの感想としては、ホントにハニーコーヒーといわれるぐらい甘くハチミツのようなとろりとした質感と甘味を感じて感動しました。
あと、スパイス・赤ワインなどの風味もプロセスによっては味わえたのも感動的でした。
コスタリカ生産者の皆様、わざわざ日本にスペシャルティコーヒーの良さを伝えに来た頂きありがとうございました。
そして、お疲れさまでした!!!